【分かりやすく解説】Aviutlを使ったLivePhoto壁紙用の動画の作り方

2021年2月24日

iPhoneユーザーの皆さん!

ロック画面の壁紙をLivePhotoというものを使うと、動かせるようにできるということを知っていますか?

これを見てください!

こんな感じで、ロック画面だけですが、壁紙を動かすことができるんです。

動く壁紙についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、まだこちらを読んでいない方は先にこの記事を読んでください!


はじめに

上でご紹介した記事のように、iPhoneの壁紙は動かすことができるんです。

ですが、「記事内では壁紙にする動画はAviUtlを使うと便利ですよ」としかご紹介していませんでした。

なのでこの記事は、上の記事の追記のような形で、AviUtlを用いてLivePhoto用の動画の作り方をご紹介していきたいと思います。


AviUtlとは?

まずは、AviUtlという言葉を初めて聞いた方も多いかもしれませんのでどのようなものかご紹介したいと思います。

AviUtlとは、無料の動画編集ソフトのことです。

有名なゲーム実況者の方などもたくさん使っているほど、有名なソフトで、初心者でも簡単に動画編集ができる上に、高度な動画編集もできるようになっています。

無料なのに様々な機能があってすごくいいソフトと言えるでしょう。


AviUtlの導入

Aviutlのダウンロード方法や、拡張機能の「プラグイン」で超おすすめのものをご紹介した記事も書いています。

AviUtlの導入からプラグインの導入まで進めたうえで、このLivePhoto用の動画の作成方法をご紹介していきたいと思います。

なので、AviUtlについてあまり知らない方は先に上の記事を読んでから、この記事を読んでください!


必要なもの

まずは、今回LivePhoto用の動画を作っていく上で必要になるものを書いていきたいと思います。

今回はこちらの動画の制作を例として進めていきたいと思います。

私の好きなドラゴンクエストXというゲームの映像をうまく編集して繋げたものです。

自分の作りたい動画によって必要になってくるものは少し変わるかもしれません。

ですが、大体は同じだと思うので必要になるものを箇条書きで書いていきます。
(といっても2つしかないんですけど)

LivePhoto用の動画の素材

まずは素材が必要ですね。
先ほどの例では動画を6つほどくっつけて再生しているので、6つ動画を集めてきましょう。

フリー素材でもいいですし、iPhoneの画面録画機能を使ってうまく動画を集めてくるのもいいですね!

また、AviUtlでは動画だけでなく画像も貼り付けられるので画像も入れたい方は画像を用意しましょう。

そしてその動画や画像をパソコンで編集していくので、パソコンに移しましょう。

パソコンへの写し方は、Google Driveが楽ですかね。

Googleアカウントが要りますが、それさえあれば誰でも簡単に使えるのでお勧めです。

プラグインが導入されているAviUtl

次に動画編集のためにAviUtlが必要です。

また、MP4という形式で動画を作るためにはプラグインがあるといいので、上の記事で紹介している2つのプラグインは入れておいてください。

逆にそれさえ準備できてればOKです!


AviUtlを使って動画編集を始める

まずは、「aviutl.exe」をダブルクリックして、AviUtlを起動しましょう!

起動するといろいろなウィンドウが出てくるはずですね。

こんな感じになっているはず!

*もし画像の一番右下のウィンドウが出ていなければ、左上の設定から「拡張編集の設定」をクリックすれば出てくるはずです。

ではまず、スマホのサイズは縦長なので、画面のサイズを縦長に設定していきたいと思います。

左上の設定から、「サイズの変更」→「指定サイズ」を押しましょう。

そして、Xを594に、Yを1044に設定しましょう。

*これはAviUtlの仕様上Yを1080までにしか設定できないため、このような中途半端な数字になっています。

動画を最初、1920×1080で作ってから、最後に横に回転させるという方法もありますが、ここでは紹介しません。

理由としては、

・すべての動画を横にして編集しなければいけなく、面倒である
・LivePhotoに変換するときに、動画の画質がそこまで高くない

という2点があります。

AviUtlが得意な方は、1920×1080で作ってみてもいいと思います。

お好きな方を選んでください。

この設定が完了すれば、次に用意した動画をインポートしたいと思います。

用意した動画を、下の拡張編集にドラッグして読み込みましょう。

「読み込むファイルに合わせる」にチェックを入れて「OK」を押しましょう。

すると、動画が読み込まれ、「動画ファイル」という新しいウィンドウが開かれるはずです。

また、スペースを押したり。「▶」マークを押すと動画が見れるようになるはずです。

ではまず、読み込んだ動画の大きさや位置を変えてみましょう。

出てきた「動画ファイル」というウィンドウでいろいろと調整ができます。

X、Yを増やしたりすることで左右に移動させたり、拡大率を下げることで小さくすることができます。

これで縦画面に合わせるように調整しましょう。

次に動画の要らない部分をカットしていきましょう。

拡張編集ウィンドウにある動画のバーの部分で、カットしたい部分の初めをクリックしましょう。

そしてそこを右クリックしてから「分割」を押しましょう。

そして、次にカットしたい部分の終わりをクリックして同じことをもう一度しましょう。

最後に、カットしたい部分の最初と最後の間を右クリックして、「消去」で消すことができます。

消去してできた間の隙間は、カットした部分の後の部分を左クリックでドラックすれば動かすことができます。

では、次の動画を読み込みましょう。
またまた、拡張編集ウィンドウに動画を持っていきましょう。

そして読み込んだら、次にその動画が始まるタイミングを変えてみましょう。

これは簡単で、拡張編集ウィンドウにある動画のバーを適当な位置に移動させるだけです!

これを繰り返してすべての動画を読み込み、位置を調整しましょう!


フェードイン・フェードアウトを付ける

動画を並べるだけでもそこそこいいものができますが、何か物足りない気もしますよね。

なので、次にフェードインとフェードアウトを付けていきましょう!

拡張編集ウィンドウから、フェードイン・アウトを付けたい動画を選びましょう。

次に、動画ファイルウィンドウの右上の「+」マークを押して、「フェード」を探してクリックしましょう!

これで、フェードインとフェードアウトが設定されました。

下にでてきた「イン」と「アウト」のバーを動かすことで、フェードインとフェードアウトの時間の長さを変えることができるので、自由に変えてみましょう!

また、今の「+」ボタンの中にはいろいろなエフェクトがかけられるものがあるので、自分で試していろいろ触ってみてもいいですね。


動画を出力する

最後に、できた動画を出力、難しい言い方をすると「エンコード」をしていきたいと思います。

まずは、左上のファイルから、「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力(GUI) ex」を選択しましょう。

ファイル名に好きな名前を入力した後、ファイルの種類を「.mp4」というのに変えておきましょう。

また、保存先のファイルも好きな場所に置いておきましょう。

後は「保存」を押せば、自動的にエンコードが始まります。

動画の長さにもよりますが、30秒ぐらいの動画でも1分エンコードがかかったりすることもあるので、気長に待ちましょう。

これで動画の作成は完成です!

Google DriveなどをつかってiPhoneに動画を移して、LivePhotoに変換しましょう!


最後に

というわけで、今回は簡単にですがAviUtlを使った、LivePhoto用の動画の作り方を解説しました。

是非自分好みの動画を作って、楽しんでください!

というわけで、長くなってしまいましたが、

最後まで読んでいただきありがとうございました!

このブログでは、他にも初心者向けのプログラミングの記事やゲーム紹介の記事を書いていますので、良ければ是非読んでみて下さい!

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